花粉症

花粉食動物

花粉食動物https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%B2%89%E9%A3%9F%E5%8B%95%E7%89%A9 花粉食のダニ類と、総翅目(アザミウマ目)の昆虫は、概して花粉の外膜を摂食することなく、花粉粒の内部にある液体部分だけを摂取する。

将来の木材不足に備える

『花粉症は環境問題である』奥野修司 一〇年後、あるいは二〇年後にやって来るだろう木材不足に備え、いま日本にある森林資源を守ることは国の義務であるはずだ。また、森の瘴気である花粉症を日本から一掃することも、国家としてなすべき課題のはずだろう。…

丁寧に長く使う

『花粉症は環境問題である』奥野修司 割高の国産材でも、丁寧に長く使えば、決して高くはないし、その分、日本の炭素貯蔵庫は大きくなる。未来に日本の森を残すにはそういう発想に転換するしかないだろう。(p183)

10年もしなうちに花粉症がなくなる

『花粉症は環境問題である』奥野修司 こうすれば10年もしないうちに花粉症がなくなり、われわれも四季を愛でる心を取り戻すに違いない。 温室効果ガス6%減を達成したいがために、大金を払ってまでして他国の排出権を買うような安直なことをせず、自ら手本と…

育成林

『花粉症は環境問題である』奥野修司 林野庁の「美しい森林(もり)づくり」によれば、日本の育成林1140万ヘクタールのうち、930万ヘクタールが間伐が必要な森林(樹齢16年~60年)になる。このうち200万ヘクタールは伐採不可能な奥地にあるために間伐ができない…

これがスギ花粉を飛ばさない森だ

『花粉症は環境問題である』奥野修司 スギを植えても採算がとれないのなら、有用材としての用途はあきらめ、伐採したあとに土地本来の樹種を植えてはどうか、という意見がある。植物の遷移を考慮すると、なるほどと納得させられる。…… それより、ぼくは、ス…

気候

『花粉症は環境問題である』奥野修司 しかし、日本の林業のコスト高の理由として、機械化できないこと以上に大きいのは気候だといわれる。その理由を、森林総合研究所の石塚森吉氏はこう述べている。 「……ヨーロッパでは下草も非常に単純で、日本のようにサ…

大型機械

『花粉症は環境問題である』奥野修司 数年前だが、大型トラクターに木をつかむアームとハサミのようなものがついた機械が、まるで畑のダイコンを収穫するように木を伐り出している映像を見たことがある。急峻な日本の地形ではこんなまねできないだろう。(p1…

スギ材1本3900円

『花粉症は環境問題である』奥野修司 日本の林業は崩壊寸前といわれる。安い外国産木材に押されて、林業として成り立たないからだ。 最近もニュースで流れたが、樹齢40年ほどのスギを伐り出しても1本3900円にしかならないという。これを道路まで出すのに人件…

スギの産出額

『花粉症は環境問題である』奥野修司 「平成17年度森林・林業白書」によれば、二〇〇四年(平成一六年)の林業産出額は4374億円となっている。これは木材のほかに、キノコ類や薪炭の生産額も含んだ金額だ。 このうち「木材生産額」は2205億円で、この中からス…

一兆円を超える可能性

『花粉症は環境問題である』奥野修司 民間企業が調査した「2005年版 アレルギー性鼻炎(花粉症)患者数の動向」というレポートに、 〈花粉症の全国推計受療患者数は約800万人〉 〈花粉症の全国推計有病者数は約2、200万人〉 という数字が出ていた。 支払金額な…

手入れをすればいい森になる

『花粉症は環境問題である』奥野修司 スギの人工林でも、それなりに手入れをすればいい森になると前出の石塚さんは言う。 「間伐をきちんとすると光が入ってきます。雨も下に落ちるようになって、草や広葉樹が生えてきます。すると落ち葉が貯まり、土が流れ…

魚つき林

『花粉症は環境問題である』奥野修司 遠い昔から「魚つき林」という森があった。海を守り、近海魚の繁殖のためにつくられた森だ。この森は保護され、むやみに伐採されなかった。昔の人たちは「森が海を育てる」ことを知っていたのだろう。ところが、近代にな…

輸入自由化の罪

『花粉症は環境問題である』奥野修司 「拡大造林」がはじまって数年後、政府は木材の輸入自由化に踏み切る。そして一九六四年には完全自由化が実施されるのである。 当然というべきか、安い外国材がどんどん輸入され、木材の値段は下がる一方で、またたく間…

ディーゼル排気微粒子(DEP)

『花粉症は環境問題である』奥野修司 都市部に花粉症患者が多い理由も、こんな説明ができる。 都市部の花粉には、DEPが付着した花粉がよく見られる。 道路などに落ちた花粉がタイヤに轢かれて壊れ、ビル風などでふたたび舞い上がるのはごく自然だ。花粉の中…

個人差

『花粉症は環境問題である』奥野修司 「しかし博士、同じように花粉を吸っていながら、となりの人が花粉症にならないのはどうしてですか」 「う~ん、むずかしい質問だな。いろんな説がある。免疫とは、体内に入った異物を処理するシステムのことだが、異物…

花粉を飛散させる樹齢

『花粉症は環境問題である』奥野修司 「スギの木は樹齢20年から30年になると、毎年花粉を飛散させるようになるんだ。もっともたくさん花粉をつけるのは樹齢30年頃からだといわれている。戦後、復興のために山の木が伐り倒されて、全国レベルでスギの植樹が行…

花粉の中のたんぱく質

『花粉症は環境問題である』奥野修司 医学的に困ったことがあれば、ぼくは近所で開業している博士をたずねることにしている。仮に苦沙弥博士としておく。ぼくはさっそく苦沙弥博士にたずねた。 博士はにやにやしながら言う。 「花粉そのものが肥満細胞に運ば…

花粉は土の上に落ちたら分解されていく

『花粉症は環境問題である』奥野修司 昔は花粉用のマスクといえば、ガーゼマスク一本だった。その後、不織布のマスクが市販されると、密着性を高くするために立体型マスクなども登場し、さまざまな種類が販売されるようになった。 顕微鏡で見るとよくわかる…