歴史

アメリカの宗教心と森友学園

『ヨーロピアン・ドリーム』ジェレミー・リフキン 一六二〇年、イギリスから宗教的迫害を逃れてアメリカ大陸に渡ってきた清教徒たちがプリマス・ロックに降りたったとき、彼らは自分たちが神によってヨーロッパの圧制者の軛から解きはなたれたと、ほんとうに…

愛国教育

『国民の教育』渡部昇一 扶桑社文庫 前にも述べたようにアメリカなどは、幼稚園のころから、国旗に向かって宣誓させるところが多い。それは、戦争中の日本の義務教育の場よりも厳しい愛国教育だ。バリバリの右翼教育だ。(p139)

鳩山一郎

『戦後政治史 第三版』石川真澄 山口二郎 この選挙の争点は「再軍備」であった。鳩山自由党は憲法九条を改定してはっきり軍隊をもつことを主張し、改進党も清瀬一郎など一部に改憲反対派がいたものの、大体は改憲・再軍備説であった。吉田自由党は憲法はその…

吉田茂事件の曲解

『昭和憲兵史』大谷敬二郎 戦後、吉田茂氏が政界入りして幾度か首相となり、あの困難な占領下において、国政を担当し、権勢を誇った政治家であったがために、彼が戦争末期憲兵隊に逮捕されたことが、大きくクローズアップせられ、また、当時これらと共に検挙…

自由主義知識人

『昭和憲兵史』大谷敬二郎 その頃、いわゆる上層の文化人といわれた一連の人々、あるいは、自由主義、乃至英米思想に培かわれた政治家の一群、これらの人々は、おおむね、この戦争に批判的な傍観者であった。(同時に反軍的であり反東条的でもあった)始め緒…

海外派兵論議

『回想十年(中)』吉田茂 中公文庫 無用有害なる海外派兵論議 この前後から海外派兵ということが、だんだん大きく採り上げられてきた。国連加盟のことがようやく話題になるとともに、国連の要請によって朝鮮戦線に派兵した多くの国の実例を目前に見たためか、…

私の再軍備観

『回想十年(中)』吉田茂 中公文庫 私の再軍備観 一、私は何故再軍備に反対か 反対する理由三つ 再軍備の問題は、私の在職中、特にその後半における最も大きな問題の一つであった。大きな問題といっても、私自身は再軍備をしようなどと考えたこともないし、む…

吉田茂の反軍思想

『中国の核戦争計画』中川八洋 吉田茂は、戦後日本が国防軍を保持することを徹頭徹尾阻むという、その極端な反軍隊の思想において糾弾されるべき被告席から永久に逃げることはできない。 吉田茂は一九五二年八月一日発足の初代保安庁長官を三ヶ月弱つとめた…