雑草の抵抗性は農場の収益を減少させる

モンサント』マリー=モニク・ロバン

 「雑草の抵抗性は、農場の収益を一七%減少させる」。この書き手は、モンサント社の競合企業の一つ、シンジェンタ社(スイス)である。二〇〇二年一二月、同社が農業関係のすべてのパートナー企業に宛てた文書の一節である。この化学=バイテク企業大手は、アメリカの農家で実施された調査にもとづく報告書で、アメリカの農家のうち四七%が「輪作と化学製品」の農業に戻ることを強く求めている……。二〇〇二年の初めにチャールズ・ベンブルックが強調したように、「悪い知らせ」は、収益の低下だけではなかった。ベンブルックはこう告げている――バイオテクノロジーに「隠された側面」があることに、「科学者と農民たちが気づきはじめた」
 まず、モンサントがいつも広報文書で述べている「新しい遺伝子組み換え品種の収量は、高収量の在来品種と同じ水準である」という言葉は、事実に反している。……
 「調査の結果、収量はすくなくとも五%減少することが証明されました」(p342)