正反対の発言

モンサント』マリー=モニク・ロバン

 モンサントが何かを言う時、同時にそれと正反対のことを実行する能力については、まったく見事と言うしかない。モンサントがパーシー・シュマイザーに嫌がらせをしていた時、モンサントの渉外担当者はパンフレット『プレッジ・レポート』にこう書いていた。「農家の方々の意図に反して、私たちが権利を所有する植物品種が畑の中に現われた場合は、当然ながら、農家とモンサントの双方が満足する仕方でこの問題を解決するために、私たちは協力を惜しまないつもりです」。これは単に、顧客と株主を安心させるための宣伝文句にすぎない。現実にモンサントがしていたのは、これとはまったく別のことである。当時、すでにGMOの汚染は、北米の平原で主要な問題になっていた。(p335)