ラウンドアップの毒性

モンサント』マリー=モニク・ロバン

 グリホサートを主成分とした除草剤を、規制機関が「人間に発ガン性はない」物質として分類していたころ、さまざまな疫学的研究が、まさに反対のことを示そうとしていた。たとえば、二〇〇一年にカナダのサスカチュワン大学が発表した研究では、グリホサートに一年に二日以上曝された人々は、まったく曝されたことのない人々に比べて、非ホジキンリンパ腫を発症する「確率」(相対危険度)が二倍以上であることが示された。
 こうした結果は、二〇〇二年にスウェーデンのレンナート・ハーデル(ダイオキシン専門家)とその同僚が発表した研究によっても裏付けられている。彼らは、グリホサートを主成分とする除草剤の使用者四四二名の健康状態を、非使用者七四一名の対照グループと比較した。(p129)