PCBはいたるところに

モンサント』マリー=モニク・ロバン

 専門家たちの一致した意見によれば、一九二九~八九年に一五〇万トンのPCBが生産された。その大部分は自然環境に放出されている。それがどのくらいの量なのかを、正確に知ることはむずかしい。いずれにしても、PCBはいたるところにあり、私たち市民にとって悪夢であることは疑いようがない。しかし、PCBはモンサントにとっても悪夢である(モンサントの子会社ソルーシアは、モンサントの悪事を引き継いだおかげで訴訟に負け、二〇〇三年に破産した)。(p55)