必ずしもよい木ばかり残せるわけではない

『図解 これならできる山づくり』鋸谷茂 大内正伸

 選木では必ずしもよい木ばかり残せるわけではない。幹曲がりや病虫害の被害木、先折れ木など、木材としての利用価値が低い木しかない場合もある。しかし、価値が低いからといってこれらをすべて伐ってしまうと、環境が急変して、良質材となる木までツル植物に絡み付かれたり、残った木が強い直射日光を受けて蒸散作用のバランスを崩して、枯れてしまうことがある。良い木が確保できなくても、換算表の本数だけは残すこと。(p72)