人が生きるための面積

『無[Ⅲ]自然農法』福岡正信

 人が生きるための面積は、穀物食ならば二〇〇平方メートル、ジャガイモで六〇〇平方メートル、牛乳で一五〇〇平方メートル、豚肉で四〇〇〇平方メートル、肉だけでカロリーをとろうとすれば一〇〇〇〇平方メートルが必要になる。肉食では地上の人口はもう増加の余地がない。豚肉食だと人口が三倍まで、ミルク食だと八倍、ジャガイモ食だと二〇倍までだが、米食になると六〇倍に増加しても、まだ大丈夫ということになる。
 肉牛によって大地は衰亡し、地球の緑が消失していくことは欧米を見れば歴然とした事実であることがわかる。(p54)