攻撃することが目的ではない

『無[Ⅲ]自然農法』福岡正信

 私は、ここで近代農法の実態をただ暴露し攻撃することが目的ではない。禍根の西欧哲学の誤りを指摘し、東洋の無の哲学の実践を叫んだのである。過去の自給自足農業や自然食を追慕しながら、さらに、自然農法という未来の農法の確立を目ざし、その普及の可能性をさぐりたかったのである。(p35)