2018-08-28から1日間の記事一覧

モンサントの危機

『モンサント』マリー=モニク・ロバン モンサントにとって事態は最悪だった。一九九七年秋以来、ヨーロッパのいたるところに赤信号が灯っていた。最初の遺伝子組み換え大豆は、ヨーロッパの港で妨害運動が起こり、出荷が停止していた。この妨害運動は、「フ…

GMO農業は「経済的災害」

『モンサント』マリー=モニク・ロバン つまり、アイオワ州の農家の帳簿を調べるために各役所をまわり、二〇〇〇年に在来品種の大豆を栽培した六四か所の農地とラウンドアップ・レディ大豆を栽培した一〇八か所の畑について、その支出と利益を比較したのであ…

GMO作物は病気に弱い

『モンサント』マリー=モニク・ロバン チャールズ・ベンブルックはこう述べる。「残念なことに、現在ではラウンドアップ耐性作物がいくつかの病気にきわめて弱いことも明らかにされている。とりわけ低温や害虫の被害、土壌中のミネラルや微生物のバランスの…

雑草の抵抗性は農場の収益を減少させる

『モンサント』マリー=モニク・ロバン 「雑草の抵抗性は、農場の収益を一七%減少させる」。この書き手は、モンサント社の競合企業の一つ、シンジェンタ社(スイス)である。二〇〇二年一二月、同社が農業関係のすべてのパートナー企業に宛てた文書の一節であ…

GMO汚染による「スーパー雑草」の誕生

『モンサント』マリー=モニク・ロバン GMO汚染が提起している問題は、訴訟だけにとどまらない。自然環境にも問題は生じている。たとえば、遺伝子組み換えアブラナの種子が風に運ばれて小麦畑にまぎれると、農家はそれを雑草として扱うことになる。しかし実…

正反対の発言

『モンサント』マリー=モニク・ロバン モンサントが何かを言う時、同時にそれと正反対のことを実行する能力については、まったく見事と言うしかない。モンサントがパーシー・シュマイザーに嫌がらせをしていた時、モンサントの渉外担当者はパンフレット『プ…