2018-07-11から1日間の記事一覧

必ずしもよい木ばかり残せるわけではない

『図解 これならできる山づくり』鋸谷茂 大内正伸 選木では必ずしもよい木ばかり残せるわけではない。幹曲がりや病虫害の被害木、先折れ木など、木材としての利用価値が低い木しかない場合もある。しかし、価値が低いからといってこれらをすべて伐ってしまう…

末口採材の勧め

『図解 これならできる山づくり』鋸谷茂 大内正伸 本文では、私は伐り置き間材を紹介し、今の材価で無理して間伐材を使うまでもない、と書いてきた。使わなければという思いこみが結果として山から人を遠ざけ、かえって山の管理をむずかしくしている現実があ…

風雪害は”自然の間伐”

『図解 これならできる山づくり』鋸谷茂 大内正伸 ある程度までの風雪害は”自然の間伐”と見なすことができる。放置しておけば空間に下草や広葉樹が生え、林床の環境は改善する。この状況をプラス思考で捉え、「残った木をどうやって生かすか」と考えればよい…

環境林としての針広混交林――イワナの棲む森

『図解 これならできる山づくり』鋸谷茂 大内正伸 大径材生産を目指せば、必然的に環境的にも優れた山になる、と書いた。環境林というと、誰しもブナ林のような広葉樹林を思い浮かべる。しかし森というものはそれほど単純なものではない。画家で山のエッセイ…