2018-03-28から1日間の記事一覧

治安維持法

『決定版 三島由紀夫全集40』 デカダンス意識と生死観 埴谷豊高 村松剛 三島 ところが、当時の日本のある時代の雰囲気のなかで、共産党が昭和十一年までに弾圧されましたね、完全に。そのときにもう日本では革命の可能性がないのだと、ずっと先を考えなけれ…

実感

『決定版 三島由紀夫全集40』 「葉隠」の魅力 相良亨 三島 面白いですね。やはり、いまの全学連の運動というのはね、方向がどうであれ、根本は実感主義の復活ということだと思うのですね。これは全学連のみならず、右の学生もそうなのであって、学生全般に実…

右翼

『決定版 三島由紀夫全集40』 現代における右翼と左翼 林房雄 三島 いろいろな問題がありますけれども、ライト・ウイングというのは、ヨーロッパをちょこちょこ歩いて、だんだんわかったことは、向こうで右翼というと、すなわちアンチ・セミティズム――反ユダ…

『決定版 三島由紀夫全集40』 現代における右翼と左翼 林房雄 三島 僕は理論なんか根底的に必要じゃないと思うんです。根底的には誠だけでいいんですよ。誠以外になにがいりますか。(p576)

スラブ派

『決定版 三島由紀夫全集40』 現代における右翼と左翼 林房雄 林 ロシアでも革命のために命を投げ出したのはマルクス主義の左翼ではなかった。彼らには謀略があるだけだ。これはマルクスの生産力説と唯物史観から生まれている。人間というものをまるで認めて…

不寝番

『決定版 三島由紀夫全集40』 二・二六将校と全学連学生との断絶 堤清二 三島 二・二六の栗原中尉というのは、火薬庫を守るのに将校が不寝番をやるんですが、栗原中尉だけは、いねむりしたところを見たことがない。なぜだろうというと、従兵が言うには、いつ…

運命

『決定版 三島由紀夫全集40』 二・二六将校と全学連学生との断絶 堤清二 三島 どうして運命を自分で背負わないんですかね。運命はどんな時代だってあるでしょう。背負わない人は嫌いなんです。(p590)

食糧難

『決定版 三島由紀夫全集40』 剣か花か――七〇年乱世・男の生きる道 野坂昭如 野坂 こういういい方は、三島さんはあまりお好きじゃないかもしれないけれども、いまの連中がいちばんいけないのは、戦争中とそのあとの食えないという状態を知らないということだ…

『決定版 三島由紀夫全集40』 尚武の心と憤怒の抒情――文化・ネーション・革命 村上一郎 三島 お能というのはほんとうのネクロフィラスな芸術だと思う。死体愛好症ですよね。言語表現がもう突き抜けちゃったところに死体がいっぱいころがっている。幽霊がいま…